心アミロイドーシスの種類

心アミロイドーシスは
「心臓」のアミロイドーシス

たくさんあるアミロイドーシスのなかでも、おもに心臓にアミロイドがくっついてたまることが原因となって心臓のはたらきが悪くなるものを「心アミロイドーシス」と呼びます。

次の2つの病気は心臓に症状があらわれやすいアミロイドーシスです。アミロイドのもととなるタンパク質の違いによって名前がわけられています。

  • トランスサイレチン型アミロイドーシス
  • 全身性軽鎖アミロイドーシス

この2つの病気は、アミロイドがたまりやすい臓器や組織、あらわれやすい症状が異なっています。

トランスサイレチン型アミロイドーシス

トランスサイレチン型アミロイドーシスには、遺伝子変異によらない加齢に伴うものと遺伝子変異によるものがあります。

全身性軽鎖アミロイドーシス

心臓や腎臓など全身にアミロイドがたまる可能性がある病気です。全身性アミロイドーシスのなかで、この疾患の患者さんがもっとも多いといわれています。
治療をしなければ、数か月で多臓器不全(複数の臓器のはたらきが悪くなること)に至ることもあります。
現在は、化学療法や血液の成分を作る細胞を治療に使う自家造血幹細胞移植(じかぞうけつかんさいぼういしょく)などの治療が行われています。

監修:九州大学大学院医学研究院
循環器内科学 教授 筒井 裕之 先生

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